2012年05月03日

奥飛騨の板倉

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 4月28・29日、岐阜県の奥飛騨・上宝町で木暮人倶楽部-ログハウス部会の会合が行なわれるため28日の午後から東海北陸自動車道経由で奥飛騨に向かい、開催時間に余裕があったため、サクラが咲いていた川の堤など、景色のよい場所では写真を撮りながら現地へ向かい、峠を越え上宝町に入ったころ、県道沿いの山里には何軒も同じ造りの板倉が目に付きました。

 この地域の民家の特徴は、横貫きの後ろに縦板が取付けられた板倉構造で、屋根の勾配も雪下ろしのため3寸前後とゆるく、庇の出も大きい。住宅の2階には、豪雪時出入りができるようにバルコニーが建物の桁方向全体に設置され、火災時の延焼を防ぐため、古い板倉は建物どうしは離して建てられているようです。

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posted by tirolhaus at 13:31| 古民家散策

2012年02月06日

原村郷土館開館と古時計展(2011/06/13)


505_1.jpg 梅雨も中盤にさしかかり、子供達の夏休みに合わせ、まもなく長野県の原村郷土館が開館します。

 開館期間は7月15日(金)から9月下旬までで、江戸後期に建てられ移築した建物では、村内から集めた昔の農機具や生活道具が展示され、機織り(はたおり)の無料体験ができ、織り上げた作品を材料費の負担で持ち帰ることができます。

505_2.jpg 管理しているログハウスの展示施設が郷土館とお向かいどうしで、今年も「アンティーク掛時計サマーキャンプ」の実施と平行して4〜5台の掛時計を郷土館に展示し、滞在時には時計の調子を毎朝見に行き、ボランティアで古時計の無料補修・調整などを実施します。

 又、ログハウスで実施する「古時計展」では、知合いの木材伐採業者らが設立した「木暮人倶楽部」への入会にともない、「無垢の木」や「自然思考の家づくり」などの情報を集め、木の家づくり無料相談室やミニ情報の提供、南チロルから直輸入したログハウスの解説などを実施しますので、木の家づくりにご興味のある方もおでかけください。

木暮人倶楽部:「天然志向の木」の素晴らしさを伝えるために集まる、木のファンクラブ




[原村郷土館の開館日]
7月15日〜9月末、月曜休日(祝日の場合 火曜日)
※9月は土日祝祭日のみの開館

[アンティーク掛時計展]
7月16日(土)〜8月末の隔週末、10:00〜17:00
1)詳細内容は
http://kominka.yanoss.jp/topics/topics2011.html
2)簡単なご案内パンフレットは
http://kominka.yanoss.jp/topics/2011/2011tokeiten07.pdf
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原村郷土館でSPレコードコンサート(2010/07/23)

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 7月17日、長野県諏訪郡原村の郷土館が今年も開館し、オープンイベントとして3日間「SPレコードコンサート」を午前午後の2回30分前後行なうため、SPレコード約30枚と蓄音機2台を運び演奏しました。

504_2.jpg レコードコンサートは他の会場と同じ年配の方が多く、昭和初期に流行った「美空ひばり」さんの曲に人気が集まり、懐かしい昭歌謡を昔の蓄音機から出る音に感動されたようです。

 又、去年もおこなった古時計の鑑定や修理はコンサートの合間をみて行ない、大正から戦後にかけてつくられた地元の方の時計が持ち込まれ、プロの時計屋になおらないため断られたり、4年待って欲しいと言われた方もみえ、3日間の間に4台の時計を修理し手渡すことができ大変喜ばれました。


※今回は、5日前にイベントの実施が決まり村役場の方伝えるなどあわただしい準備の中で実施しましたが、地元の村の有線放送や「長野日報」さんから情報を流していただき、会場に訪れた方のほとんどが地元の方のようでしたけど、充実したイベントになりました。




【下】
2回も掲載していただけた「長野日報」の新聞記事
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