2016年09月16日

住まいの電磁波対策とアーシング

 0円から始める(※1)ことのできる最近話題になりつつある?「アーシング」の単純な健康法に興味を持ち、関連書籍を読み、試しにアーシングマットを購入して使用してみました。

 短い試用期間ながら、10年以上高血圧を下げる薬を毎日飲み、毎朝血圧を計測している私にも若干の効果がみえたため、健康住まいづくりに役立てれないかと思い、以前からかかわる輸入住宅の確信を持てなかった電磁波遮断性能が、アーシングを併用することで電磁波の人体への影響が軽減され、建物の電磁波遮断効果を生かせる効果として実感しています。

1)無垢板パネル(185mm〜)ハウスの電磁波遮断効果

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2)家電からの電磁波をアーシングで軽減

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※1)アーシングは人体に蓄積された静電気を地球に逃がすことが基本で、裸足で土の上を歩くことから始まったようです。


【掲載ホームページ】
http://tirolhaus.com/bio/elek/elek1.html

※「八ヶ岳ホルツハウスセミナー」のテーマの一つとして実施します。
http://tirolhaus.com/seminar/
posted by tirolhaus at 13:56| 集成パネルの家

2016年01月21日

コンクリート打放しから無垢板パネルに

ピュアウッドパネルハウスの店舗

 1970年代後半から、コンクリート打放しの住宅が建築専門誌に多く掲載されるようになり、私自身も名古屋のデザイン系の設計事務所に所属しており、多くのコンクリート打放しの建物に取り組み専門誌にも掲載されていました。

 外壁側をコンクリート打放しを表した建物からはじまり、技術的な経験などが蓄積されると、内外ともコンクリート打放しの住空間を設計するようになりましたが、時がたつにつれデザインよりも建物や建材の機能を重要視にするようになり、コンクリート造から木造へさらに無垢材を表した建物へと私自身の設計手法も変わり、民家型住宅やログハウス、社寺建築などと木づくりの建物が多くなってきました。

 やがて古くからの知り合いが輸入するヨーロッパで開発された無垢板パネル(ピュアウッド)に関心を持ち、数年前からの国内に広める活動を手伝うようになり、自由なデザインと優れた機能を持つピュアウッドパネルが構造素材でつくるシンプルな住空間としてコンクリート打放しに変わりデザインを重視する設計者にも広められるのではないかと思い、ヨーロッパでは10ヶ国前後の国に広まり2000棟維持用建設されている新しい素材がが国内で広まっていくことに期待しています。

[ピュアウッドの主な特徴]

・接着剤を使わない呼吸する極厚(185〜350mm)パネルは無垢材の性能を100%発揮
断熱、蓄熱、耐火、耐震、など
・国交省の60分準防火構造認定を取得
・使用する木製サッシ(同時輸入)と合わせ高い省エネ効果で2020年の省エネ基準に対応
・自由な住空間をデザイン

◆詳細サイト
 ピュアウッド
 http://tirolhaus.com/pw
posted by tirolhaus at 13:44| 集成パネルの家

2015年01月13日

CLT工法に備えヨーロッパのパネル工法を建てて学ぶ

 最近になってCLT工法といった、新しい木造建築の工法を新聞や雑誌などで目にするようになりました。
 CLT工法とはクロス・ラミネィテッド・テンバーの略名で、積層板を交互にクロスさせ接着したパネルで、日本語で直交集成板といわれ1990年代ヨーロッパで誕生しました。日本では、8年ほど前から試験体をつくり振動実験などが行われており、昨年JAS認定され2年後の2016年には国交省より設計法の告示が出されるようです。
※協会も発足していますので詳しくはホームページで検索してください。

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 25年前からヨーロッパのログハウスに取組んでいたため現地の情報がよく入いり、ヨーロッパのパネル工法は10年ごろ前に知りました。今では国内で取扱店がなくなった工法もありますが、「ピュアウッド」といわれるパネルハウスの工法を3年前からオーストリア人の知人からたのまれ国内普及に向け手伝っています。

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 ヨーロッパでは2000棟以上の建物が建設されているこのパネルハウスは、国内でも2001年から23棟建設されており、建物の性能がバツグンに良いものの坪単価が高いため健康や省エネなどによほど理解がある一部の方に受け入れられているだけで、ヨーロツパ各地の広がりと比べ国内では認知度が低いためか建設数が増えていないのが現状です。

 CLT工法が広まり集成パネルの工法も一般の方が知られるようになれば、このパネル工法も知れわたるのではないかと思います。私自身が制作する建設資料も少しずつ整ってきて今まで知り合いの工務店から依頼はじめてきた取扱い会員を、今年から設計事務所の方にも広げていくことになりました。

 今までログハウスの建設からヨーロッパの木づくりの知識や技術を得て、日本の在来工法の屋根の構造や木製建具などに取り入れた経験から、10年以上前から国内での実績がある「ピュアウッド」のパネル工法もCLT工法の設計や施工にも生かせると思っています。

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 特に、オーストリアのパネル開発者は「新月伐採の木」を著書で紹介し、日本でもその伐採方法の知識が広まっています。又、パネルを加工する工場には木材に関する日本のテレビ局の取材が数回入いり、ログハウスの欠点であるセトリング対策を補なうパネルは現在でも進化し続けており、木に関する技術レベルの高いことが裏付けられています。

 運営するホームページの1つには「ホルツハウス建設マップ」コーナーを設置して、ヨーロッパ・チロルエリアのログハウスやパネルハウスなどの建築技術を、日本の「木の家」づくりに取り入れて高性能な建物を建設していくことを推奨しており、技術や輸入面でのサポート、木の家にご関心のある設計や建築を学ぶ学生の方への情報提供を行っていますので、ご関心のある方は下記のホームページを閲覧してください。

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posted by tirolhaus at 15:02| 集成パネルの家